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2012/2/4 福島県双葉郡浪江町立津島小学校
この場所は福島第一原発から20km圏外であるが、 残念ながら計画的避難区域と称され、事実上ひとが住めなくなった場所。 報道でよく目や耳にする放射線量とは、やはりいささか桁が違う。
「校長は裏山にいます。2月1日」という玄関の張り紙から察すると、 時折職員がここを訪れるのだろう。 子供たちの声がしないことを除けば、校舎は手入れも行き届いている。
この日は大雪が降り、町の中は無音だ。 ただ、耳を澄ますことなくとも、時折吹く風の音と、 鳥の鳴き声が聞こえる。
posted by daisuke-m : 2012年02月07日 10:09